忍者ブログ
(フランス語勉強法などをアップしていきたいと思います。フランス語を始めたものの、周りにフランス語を学習している人が少ないので、ブログを作ることにしました。)という趣旨で始めましたが、今ではフランスに留学し、授業もテストもバリバリとフランス語でこなしています。独学で三年がんばれば、これだけいけるのか、ということを実感。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フランス語って難しいのでしょうか?正確に言えば、「日本人」にとって難しい言語なのでしょうか?

ふとそういう疑問が湧いたのですが、今私は、フランス語に慣れきってしまっているので、何とも判断しかねることに気付きました。そこで、ネットで調べてみると、難しいという人や、いや実は簡単なのだという人や、それぞれの言い分があって、どれもそれなりに筋が通っていて、ついいろいろと読んでしまいました。

たとえば、難しいという理由にはこんなものがあります。

・動詞の活用が難しい。時制も多い。
・発音が難しい。特に母音の数が多い。
・女性名詞と男性名詞がある。
・リエゾンが難しい。
・発音からスペルを推測しにくい。


言い忘れましたが、難しいかどうかは、ほとんどの場合英語を基準にして判断しています。

確かに動詞の活用、多いですね。特に英語しか外国語を知らないとこれは戸惑います。接続法とかも、初心者にとっては初の概念で、はじめは(???)な感じ。

なんといっても、われわれにはなじみのないコンセプトがたくさんある。。。

発音も然り。nu とか、creuxとか、oeilとか、こんな母音があったのか!と驚きの連続です。

男性名詞と女性名詞とか、まず冠詞の時点で日本人は一苦労なのに、さらにそれが二種類に分かれるのか!とわけが分からなくなります。(実際は、インド・ヨーロッパ系の言語で冠詞に性があるれことは珍しくないのですが。。。)

発音から正確なスペルを特定しにくいというのは、私が付け加えたのですが、これは本当にフランス語の難しい点だ思います。というか、フランス人も間違えまくってます。(生徒の出した宿題のあまりのスペルミスの多さを先生が嘆くのは日常風景。。。)


でも、よく考えてみてください、これらが難しいと感じるのは、どれもが新しいことだから、馴染みのないことだからではないでしょうか?

実際に、フランス語の難しさとしてあげられるのは、初心者が特に難しく感じる点が多いということに気づきます。

では、フランス語は意外と難しくないといっている人たちは、どのような理由を挙げているのかというと、以下のようになります。


・規則がしっかりしている分、例外がすくない。
・だから、一度規則を覚えてしまえば、意外と難しくない。
・文字から発音が想像しやすい。
・日常的に使う基本語彙の数が少ない。


そうなんですよね。。。フランス語って、結構規則がしっかりしているという印象があります。

実際に、フランス人って、自分たちの言語に関してかなり意識的に接していて、標準的なフランス語の整備を怠らず、学校でもわりと文法教育に時間を割いたりしています。

たとえば、17世紀のフランス語を読んでみると分かるのですが、400年近く前の文章にもかかわらず、意外と普通に読めるんですよ!これは、17世紀の英語を読むときと比べるとよく分かると思います。フランス語の変化がいかに少ないかが。。。

というか、17世紀といったら日本は江戸時代、まだまだ日本語は古文の範疇です。

そんなこんななので、フランス語は、日本人に馴染みのない文法や発音が多いけれど、それらはある程度慣れの問題なので、慣れてしまえばあまり困難はなくなります。

つまりは、フランス語は初心者が想像するほどには難しい言語ではないということです。

人によっては、英語よりも使いやすい言語だと感じるようです。(実際に私もそうです。。。発音に関しても、英語よりフランス語のほうが話しやすい。。)

でもそれは、決してフランス語が特別やさしいわけではないと思います。実際に、名詞の性はしょっちゅう分からなくなるし、前置詞もとっさに出てこないときがあります。

最後に、フランス語の難しさについて調べていた中で至極もっともだと感じた発言を引いておきましょう。

・すべての言語はそれぞれの難しさがあるので、どれが一番難しいなどといちがいに比べることはできない。
PR
フランス語でみんな苦労している発音ってなんだと思います?

ここで言うみんなというのは、日本人ではなく、ヨーロッパ人や他の国の人々も含めてですよ!

フランス語の特徴的な発音といえば、r や an on in などが思い浮かびますが、みんな以外とそこら辺は結構いけるみたい。

それよりも、意外と難しいのが、

u

の発音。

フランスに来ている留学生と話していて気付いたのが、この u の発音ってなかなかに難しかったんだ、ということ。イタリア人もアメリカ人もブラジル人もこの u の発音に手を焼いています。彼らの言葉にはこの音は存在しないので。。。

で、u のかわりにどういう発音をするかというと、ou です。カタカナで無理矢理書くと、「ウ」の音。

例えば、

nul(ニュル)

が、

nul(ヌル)

になったりします。

文字で書くとたいしたこと無さそうですが、実際の会話に出てくるとなかなかに混乱します。あるイタリア人の女の子がしきりに、

ヴワトゥー、ヴワトゥーというのでなんなのかと思ったら、

voiture (車)

のことだったということがありました。

さて、このなかなかにやっかいな発音、我々日本人にとってはそんなに難しくないのでは、と思います。

この音は、日本語の「ニュ」とか、「ピュ」とかに出てくる「ュ」の部分の音に近いので。。。

いずれにせよ、発音は美し美しくない以前に、話す相手に聞き取る負担をかけないという意味でも大切だなと思いました。。。
フランス語の動詞の活用が分からなくなったときにオンラインでさっと調べられる腸便利なサイトがあります。

Le Conjugueur

単語を入力すれば、活用の一覧を一瞬のうちに表示してくれます。

以前紹介した、フランス語、動詞の活用

も便利なのですが、パソコンでフランス語を書いていてちょっと一単語だけ調べたい、という時にはこれをもっぱら使っています。

ちょっと単語の綴りが怪しくても、グーグルばりに単語の補完をしてくれるので、なかなかありがたい。
France5 がオンラインで見られるTVコンテンツを配信しています。教育番組をたくさん見ることが出来ます。

http://www.curiosphere.tv/
フランス語のスペルチェックが出来るいいソフトを見つけました。
アーカイブ
プロフィール
HN:
ばろん
性別:
非公開
バーコード
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]